小池百合子東京都知事会見の要旨(下)
--東京23区で保育園の対応がそれぞれ違い、保育園や保護者が困惑している。この問題について都知事はどう考えるか 「保育園の方は先程、申し上げたように、どうしても生活に必須の仕事についている方で子育て中という方々のお子さまを預かるというのも必要になってくる。その意味で保育園のみなさま方にはそういったことも勘案しながら、かつ衛生的にしっかりと管理したうえで行ってくださいと。ただし、それは地域の方々の、区市町村の判断ということも出てくるかと思うが、幼稚園や保育園については、すでに都としての考え方は伝えている。なお、それでも、地域によってはどうしても働いている看護師ら医療従事者でも預かってもらえるところがないという方々には、ベビーシッターの活用を勧めていきたいと思う。これについても後から税金がむしろかかるんじゃないかとか、そういったことについては税務の方で、国税などでも動いていただければと思う。今日いただいた議会の会派の中にもそのようなご要望があり、まっとうなご意見だと考えている。いずれにしても必要な社会の部分は動かしていく。そのために必要なバックアップをするという判断で保育園をどう開いていくのか、いや閉じるのかという判断もお願いしたい。それは園の方もそうだし、ご本人、ご家族の判断もそうだと