ダブル規定到達の大谷翔平がロサンゼルス・エンゼルスと交わした、調停権を持つ選手としての記録的な契約が持つ意味
今季中のトレードも騒がれた大谷翔平がロサンゼルス・エンゼルスと1年3000万ドルの契約を結んだ。今季もリアル二刀流で史上初のダブル規定到達を果たし、ニューヨーク・ヤンキースのアーロン・ジャッジとMVPレースを争う大谷にとってようやく相応しい金額になったとされるが、同時に移籍市場においては別の意味を持つ。調停件を持つ選手として大谷がエンゼルスと交わした1年契約について、エドワード・ステラン(Edward Sutelan)記者が解説する。