地方競馬の売り上げ絶好調も 施設老朽化に悩む声「言うほどもうかって…」
新型コロナウイルスの感染拡大であらゆる「レジャー」が思うよう楽しめない中、馬券の売り上げが好調だ。特にインターネットでの販売が主流となっている地方競馬の売り上げの伸びは目覚ましく、4~9月末は前年同期比で1・3倍以上の約4537億円にもなった。近年、「地方競馬は勝ち馬を当てやすい」と注目度が高まっていたところに、コロナ禍でさらに弾みがついた形だ。ただ、施設の老朽化に悩む地方競馬場からは「言うほどもうかっていない」との声も漏れてくる。