第2次南北戦争も―選挙結果がどうなっても米国の分断は避けられない
今回の米大統領選挙は例年よりもさらに大きなイベントとなり、過熱するあまり選挙後の混乱が制御不能になるのではないかということは、多くの人々が懸念する問題だ。米国の場合、コロナ感染は、感染者・死者数も(人口比でも)日本よりはるかに多い上に、雇用も極めて流動的で職を失うリスクは大きい。したがって「怒れる米国民」の行動の抑制が効かなくなっているだけではなく、銃社会であることは無視できない。それ以上に「民主主義対反民主主義」の主戦場になりつつあることも見逃せない。
しかしながら、2020年の米大統領選挙が、「民主主義対反民主主義」の主戦場になりつつあることも見逃せない。