水害に見舞われた武蔵小杉は「住みたい街」ではなくなってしまうのか
東日本を中心に、各地で猛威を振るった台風19号。各地の痛ましい被害が報じられるなか、高層タワーマンションが林立する駅前一帯が泥水に浸かるという、ショッキングな映像が全国に伝えられたのが神奈川県川崎市の武蔵小杉地区である。武蔵小杉は首都圏有数の「住みたいまち」の一つとして毎年ランキング上位常連の人気を誇り、不動産価格も東京23区並みに高いエリアとして知られていたが、一部のタワーマンションでは地下にある電気設備や駐車場などが浸水し、電気・水道・下水道が機能停止に陥ってしまった。