Новости за 30.09.2018

長野県によりますと、茅野市を流れる上川は、江川橋観測所で午前０時30分、川の水が堤防を超えてあふれ出すおそれがある氾濫危険水位に達しました。長野県は、洪水の危険が高まっているとして警戒を呼びかけています。

岡山県西部を流れる小田川は、矢掛町の矢掛水位観測所で、洪水の起きるおそれがある氾濫危険水位を超えていましたが、午前２時に下回りました。

岡山県東部を流れる旭川は、岡山市北区の下牧水位観測所で、洪水のおそれがある氾濫危険水位を超えていましたが、午前１時50分に下回りました。

大型で強い台風24号は関東地方を北東へ進んでいて、ところによって記録的な暴風や大雨となっています。台風は強い勢力を維持したまま１日の朝にかけて東北へ進む見込みで、暴風や高波、大雨などに厳重な警戒が必要です。

国内の空の便は、30日に欠航が相次ぎ機体のやりくりがつかないことなどから、１日も羽田や新千歳などを発着する便を中心に210便以上の欠航が決まっています。

各自治体が発表している午前１時半現在の避難に関する情報です。自治体が直ちに避難するよう指示する避難指示が、京都府や鳥取県など８万7905世帯19万9991人に出ているほか、自治体が速やかに避難するよう呼びかける避難勧告は、少なくとも110万8320世帯250万６人に出ています。

ＮＨＫの取材では、午前１時半現在、台風24号の影響で、29日から１日にかけて鳥取県で１人が死亡したほか、鳥取県と宮崎県で２人が行方不明になっています。さらに、14の府県で合わせて92人がけがをしています。

国土交通省によりますと、午前１時半の時点で、群馬県、静岡県、三重県、和歌山県、京都府、鳥取県、岡山県、それに広島県の８つの府県の15の川で、氾濫の危険性が非常に高い氾濫危険水位を超えています。

鳥取県警察本部によりますと、30日午後７時半ごろ、鳥取県琴浦町倉坂の農道で土砂崩れがあり、車１台が巻き込まれたということです。車には男性２人が乗っていて、このうち１人が助け出されましたが、死亡が確認されたということです。警察が身元の確認を急いでいます。

気象庁によりますと、静岡県富士宮市付近では、レーダーによる解析で午前１時20分までの１時間に120ミリ以上の猛烈な雨が降ったと見られます。災害の危険が迫っていることから、気象庁は記録的短時間大雨情報を発表して、安全を確保するよう呼びかけています。

気象庁によりますと、山梨県の富士山西部付近ではレーダーによる解析で、午前１時10分までの１時間におよそ120ミリの猛烈な雨が降ったと見られます。災害の危険が迫っていることから、気象庁は「記録的短時間大雨情報」を発表して、安全を確保するよう呼びかけています。

各自治体が発表している午前０時半現在の避難に関する情報です。自治体が直ちに避難するよう指示する避難指示が京都府や広島県など、９万3912世帯、21万4346人に出ているほか、自治体が速やかに避難するよう呼びかける避難勧告は、少なくとも121万2897世帯、274万738人に出ています。

東京電力などによりますと、台風の影響で関東甲信越では、午前１時現在、合わせて19万戸余りが停電しています。

大型で強い台風24号は甲信地方を北東へ進んでいて、関東や東海を中心に猛烈な風が吹き、各地で大雨となっています。台風は強い勢力を維持したまま１日の朝にかけて、東日本や東北を進む見込みで、ところによって記録的な暴風になるおそれがあり、暴風や高波、大雨などに厳重な警戒が必要です。

台風24号の影響で、成田空港では30日、出発を１日の朝以降に遅らせる便が相次ぎ、空港内で一夜を明かす人の姿が見られました。

群馬県によりますと、高崎市を流れる井野川は、高崎市元島名の観測所で、河川が氾濫するおそれのある氾濫危険水位を超えていましたが、午前０時40分ごろ氾濫危険水位を下回りました。

国内の空の便は、30日に欠航が相次ぎ機体のやりくりがつかないことなどから、１日も羽田や新千歳などを発着する便を中心に170便以上の欠航が決まっています。

台風24号の接近で、首都圏を走る鉄道各社は30日、ＪＲ東日本が首都圏の在来線のすべてで午後８時から運転を取りやめるなど、大きな影響が出ました。鉄道各社によりますと、１日は一部を除いて始発からおおむね平常どおり、運転する見通しですが、最新の運行情報を確認するよう呼びかけています。

岡山県新見市を流れる高梁川は、市内の長屋水位観測所で洪水の起きるおそれがある「氾濫危険水位」を超えていましたが、午前０時20分に下回りました。