朝倉祐介氏語る「リスクだらけの人生を生き抜くための“プランB”」
今、『ファイナンス思考』(ダイヤモンド社)という本が、骨太の内容ながら累計6万5000部と売れている。日本企業が停滞したのは、目先の売上や利益を上げることを目的視する「PL脳」に蝕まれているから。その呪縛を解き、企業価値を最大化するための長期的目線に立った考え方が「ファイナンス思考」だと著者の朝倉祐介氏は言う。朝倉氏は、生きる過程でいかにファイナンス思考を体得するに至ったのか。騎手を目指したもののアクシデントで断念、東大在学中に起業、マッキンゼーを経てミクシィCEOにーー、波乱の人生を「お金」を縦軸にして聞いた。