「築地市場閉鎖」そのとき日本人が永遠に失ってしまうもの
築地市場の最終営業日が、2018年10月6日(土)と決まった。恒例のマグロの初セリを築地で見ることができるのも、この年明けが最後かもしれない。築地市場が背負うもの。それは単なる魚市場としての機能だけではなく、日本人の心の深いところに蓄積された、世界に類を見ない思想と伝統であるーー。このほど人類学者の中沢新一氏が、ライフワークである「アースダイバー」シリーズ最新刊『アースダイバー 東京の聖地』を上梓した。表面的なニュースでは知ることのできない、築地市場の知られざる深層を、本書から特別公開する。